日本初滞在日記（８４・最終回）

夏の宮崎訪問の時、初めて日本に来た時のいろいろなことを思い出した後、この時代の日記を探し出し、それからそのときに書いたことを読者の方々に毎週直訳で少し紹介してみました。
読者の方々はどう思っているか分かりませんが、私は来月の末頃定年退職しますので、だんだんと『大使日記』を終了する他はありません。「日本初滞在日記」はこれで終了させていただきたいと思います。読者の皆様、毎週読んでくださってありがとうございました！


１９７２年１２月１８日

母からクリスマスケーキをいただいた。サプライズだった、とても。美味しかった。ここで買えるアメリカ式のクリスマスクッキーはきわめて甘い、甘すぎる！京都はこのお菓子以外にクリスマスの感じがない。デパートに行くと、笑うほどアメリカ式だ。クリスマスキャロルなど。ドイツではこういう歌を聴いたときいつも笑う。ここはだけどまじめ。まじめというのに、コマーシャリズムをすぎない、結局。
それと、留学生寮のクリスマスパーティに行った。これもまあ。クリスマスキャロルに「ゴーゴーダンス」した。ブルースも。さあ。ま、アメリカ人が多いから。
Ｍ君もＯ君も故郷に帰るらしい。Ｗ君とＥちゃんは列車に乗り、北海道へ行きたいと。みんなと出発する前、昨日もう一度北山にハイキングに行った。太陽、いろいろなおしゃべりなどで心地よい。
Ｈも一緒に行って本当によかった！