日本の総選挙が終わって、ドイツは９月２２日総選挙が行われる。日本は政権が続けているがドイツはどうなるか、まだわからない。だから日独交流の方針を今から考えるべきと思われる。首脳レベル、外務大臣レベルにはいろいろな重要なテーマがあるのは言うまでもないことだ。それは例えば財政、また軍縮、またロシアや中国などだ。エネルギーシフトもまたテーマだ。
日本の外務省には本当のドイツ通がいるのだ。それは城内実外務大臣政務官だ。以前の外交官で、今静岡県の選挙区の代表として働いている。日本の国会には彼ほどドイツ語ができ、ドイツのことを理解できる議員がいないと言っていいと思う。逆に、城内議員は日本の政治の重要課題、関心などを詳しく説明する方だ。だから話はしやすい。
他、エリゼー条約５０周年の活動はまだ続いている。今回フランス大使と私は一緒にドイツとフランスの在日商工会議所の５０名ずつの会員のレセプションを開いた。ここはもちろん私たち大使は外交官ではなく、会員たちは商売人としてではなく、皆はただのドイツ人とフランス人として出席した。ただ、私にとって普段あまり会わないフランス人の商売人と出会うのは興味があった。フランス大使もそうであったかもしれない。
