夏の宮崎訪問の時、「そう言えば、初めて日本に来たのは、ちょうど40年前だった」ということに気がついた。2年間フランクフルト大学で日本学などを勉強した後、1971年の秋、奨学金の旅行代を持って南回りで日本まで来た、高等学校の同級生のW君と一緒に。3月7日、船で台湾から鹿児島に到着し、すぐヒッチハイクで旅行を続けた。初めて泊まったところは宮崎だった。
ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪笥の中からその時代の日記を探し出した。ちょっとだけ読んだら、「大使日記」の読者たちがこれを読むと面白いと思うのではないだろうかと、これからできたら時々ちょっとだけ昔の日記から紹介してみたいと思った。
もちろん全部そのままドイツ語からの直訳ですが・・・
では、お楽しみに。
1972年10月19日
ナンシーは大好き!全然性的ではないし、愛情の感じも全然ない、その点で合わない。併し話し合いはすばらしい。似ている考えだが、似ていないところも多いから、何時間でも興味深い話が出来る。W君は今日、彼も僕たちについてそう思ったことがあるという。彼女は彼にも僕についてそういう、と彼は言った。結局、僕たちの話し合いの世界と現実とは違う。話しながら全世界を考えることが出来るし、主な問題の解釈や解決を想像もできる。併し、現実と関係がない。(この間あのオーストリアの女の人と合った後、ナンシーは、彼女はあなたが大好きだよ、という宣伝することもあった。)
もう一つは、ナンシーはユーモアがある。何でも言えると同時に、彼女とどんなことも笑える。(彼女の彼氏は全然ユーモアがない、でも彼ら2人はうまく行く。これも面白い。)
ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪笥の中からその時代の日記を探し出した。ちょっとだけ読んだら、「大使日記」の読者たちがこれを読むと面白いと思うのではないだろうかと、これからできたら時々ちょっとだけ昔の日記から紹介してみたいと思った。
もちろん全部そのままドイツ語からの直訳ですが・・・
では、お楽しみに。
1972年10月19日
ナンシーは大好き!全然性的ではないし、愛情の感じも全然ない、その点で合わない。併し話し合いはすばらしい。似ている考えだが、似ていないところも多いから、何時間でも興味深い話が出来る。W君は今日、彼も僕たちについてそう思ったことがあるという。彼女は彼にも僕についてそういう、と彼は言った。結局、僕たちの話し合いの世界と現実とは違う。話しながら全世界を考えることが出来るし、主な問題の解釈や解決を想像もできる。併し、現実と関係がない。(この間あのオーストリアの女の人と合った後、ナンシーは、彼女はあなたが大好きだよ、という宣伝することもあった。)
もう一つは、ナンシーはユーモアがある。何でも言えると同時に、彼女とどんなことも笑える。(彼女の彼氏は全然ユーモアがない、でも彼ら2人はうまく行く。これも面白い。)