顔が変化しても、声は同じ。また、しぐさも同じ。ということを日曜日、京都で行った同窓会で思った。
学生時代、京都のドイツ文化センターでバイトとしてドイツ語を教えることがあった。ほぼ同じ年齢の生徒たちとよく付き合い、食事をしたり酒を飲んだりした。その時代、私は８ミリのカメラを買ったばかりのだったから、いろいろな変わった映画も一緒に撮った。いつかこのときの生徒の１人から連絡があり、時々公邸で会って、昔の時代を盛り上がって、一度ほかの生徒たちを集めましょうと２人で決めた。
３７年前に最後に会った人たちを見つけるのは簡単ではないが、ようやく４人で京都の今のドイツ文化センターで同窓会を開くことができた。食事を一緒にし、映画を見たし。３７年前だったな・・・その時代をまだ覚えているのは珍しい。
妻も、昔のことを知らなくても、同窓会に参加してよかったと言った。こんなに楽しい人だった、みんなはね、と彼女は後で私に言った。確かにそう。また会いたいと思う。