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日本初滞在日記(74)

夏の宮崎訪問の時、「そう言えば、初めて日本に来たのは、ちょうど40年前だった」ということに気がついた。2年間フランクフルト大学で日本学などを勉強した後、1971年の秋、奨学金の旅行代を持って南回りで日本まで来た、高等学校の同級生のW君と一緒に。3月7日、船で台湾から鹿児島に到着し、すぐヒッチハイクで旅行を続けた。初めて泊まったところは宮崎だった。ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪...

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大きくなった家族

30年前に中央大学ではヒレンブラントというドイツ人教授が教えていた。彼の子供は私たちの少しだけ年上で彼らとよく付き合った。半年前に彼からメールが来た。彼も今退職し、もう一度愛している日本を見たいと。そして、「シュタンツェルさんは今大使だから、以前たくさんのお客さんがいるときだけ見た公邸庭園を見せていただけないか、家族も連れてくるし」と。先週、彼らが来訪し、大使館の庭園が詳しい職員さんに案内してもらい...

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退職前の大臣

ドイツのグロース元経済大臣が来日した。日本はもう何回も、彼と私が会ったのは、日本とドイツだけではなく、中国でも会った。やはり東アジア通であるドイツの政治家。いつもよい話が出来たが、今回2人も発見したのだが、これは最後であることだ。グロースさんも退職の手前。「自由」になるのは、同じ日の11月1日。後に彼はババリアの故郷の小さな村に戻るそう。出来るでしょうか、37年の政治家の生活の後、ということをこの2...

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日本初滞在日記(75)

夏の宮崎訪問の時、「そう言えば、初めて日本に来たのは、ちょうど40年前だった」ということに気がついた。2年間フランクフルト大学で日本学などを勉強した後、1971年の秋、奨学金の旅行代を持って南回りで日本まで来た、高等学校の同級生のW君と一緒に。3月7日、船で台湾から鹿児島に到着し、すぐヒッチハイクで旅行を続けた。初めて泊まったところは宮崎だった。ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪...

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同窓会

顔が変化しても、声は同じ。また、しぐさも同じ。ということを日曜日、京都で行った同窓会で思った。学生時代、京都のドイツ文化センターでバイトとしてドイツ語を教えることがあった。ほぼ同じ年齢の生徒たちとよく付き合い、食事をしたり酒を飲んだりした。その時代、私は8ミリのカメラを買ったばかりのだったから、いろいろな変わった映画も一緒に撮った。いつかこのときの生徒の1人から連絡があり、時々公邸で会って、昔の時代...

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Wiedersehen

休暇中いろいろなメールをいただきました。本当に有難うございました。一つのコメントが多かったのだが、『大使日記』をドイツ語でも読みたいということでした。毎日日本語で書いて、それを後でドイツ語に翻訳するのは、もちろん時間がかかるので無理です。理解していただけますか?でもできることが一つあります。これから週末の分を翌日に同じ内容でドイツ語でもう一度書きます。やってみましょう。Auch wenn die...

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新ドイツ総領事

Dr. Ingo...

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日本初滞在日記(76)

夏の宮崎訪問の時、「そう言えば、初めて日本に来たのは、ちょうど40年前だった」ということに気がついた。2年間フランクフルト大学で日本学などを勉強した後、1971年の秋、奨学金の旅行代を持って南回りで日本まで来た、高等学校の同級生のW君と一緒に。3月7日、船で台湾から鹿児島に到着し、すぐヒッチハイクで旅行を続けた。初めて泊まったところは宮崎だった。ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪...

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優れた中学生、高校生

松江の学校は今、他のところと同じ、夏休みだ。しかし、開星中学校と出雲高等学校の校長先生たちは生徒たちに連絡して、ドイツ大使の講演を聞きに来ないかと。両学校の場合にも全員の10パーセントが来た。じゃ、一番勤勉の、野心のある、勉強大好きの生徒たちであるに違いないと私は思った。確かにそう、と後で考えた。中学校では、「どう国際人になるか」とかということを話してくださいと私は頼まれたのであった。それはいろいろ...

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途中(20)

もう一度モンゴルの話になる。忘られない経験だから。羊の屠殺を見たことの話だ。地元の人々は私たちの夕食のパーティーのために羊を屠殺した。印象深いことだった。まず、モンゴル人は三歳以下の羊を殺さない。肉が柔らかくても、十分に生きていないと思うからだ。非常に生物と「生きる」ことの価値を考える人たちだと思った。それと屠殺は。羊はもちろん逃げようとしているが、一度背中に落とされているからもう心配していないよう...

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日本初滞在日記(77)

夏の宮崎訪問の時、「そう言えば、初めて日本に来たのは、ちょうど40年前だった」ということに気がついた。2年間フランクフルト大学で日本学などを勉強した後、1971年の秋、奨学金の旅行代を持って南回りで日本まで来た、高等学校の同級生のW君と一緒に。3月7日、船で台湾から鹿児島に到着し、すぐヒッチハイクで旅行を続けた。初めて泊まったところは宮崎だった。ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪...

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島根にて

広島市の式典で献花し、それから松江の坪倉さんたちが迎えにいらした。まず松江市で講演しに、後まだ見たことのないところに案内しに連れてくれる。美保神社や美保関のライトハウス、潜戸(くけど)などへ。特に新しく出来た中村元(なかむらはじめ)記念館を見学するのは興味深い。世界中に仏教の専門家として知られている中村先生は日本の仏教をインドの仏教書を通じて研究したのだ。彼が残した原文や論文がこの記念館にはいっぱい...

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Shimane

休暇中いろいろなメールをいただきました。本当に有難うございました。一つのコメントが多かったのだが、『大使日記』をドイツ語でも読みたいということでした。毎日日本語で書いて、それを後でドイツ語に翻訳するのは、もちろん時間がかかるので無理です。理解していただけますか?でもできることが一つあります。これから週末の分を翌日に同じ内容でドイツ語でもう一度書きます。やってみましょう。Von der...

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初めての勲章

普通、ドイツのために貢献した人々はドイツの連邦大統領から勲章をもらうことなのだが、今年は違う。ベルリンではいろいろな提案が入って来るそうだ。だから例外的時間がかかるらしい。仕方ない。併し先週は今年初めての勲章を授章することが出来た。小橋史行一等陸佐はドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章をもらった。彼は統幕学校で国際平和協力センター長である。それは今の仕事だ。少し前までだけど彼はベルリンの日本大使館...

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日本初滞在日記(78)

夏の宮崎訪問の時、「そう言えば、初めて日本に来たのは、ちょうど40年前だった」ということに気がついた。2年間フランクフルト大学で日本学などを勉強した後、1971年の秋、奨学金の旅行代を持って南回りで日本まで来た、高等学校の同級生のW君と一緒に。3月7日、船で台湾から鹿児島に到着し、すぐヒッチハイクで旅行を続けた。初めて泊まったところは宮崎だった。ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪...

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EU代表部の仕事を発達すること

2010年に当時の在日EU大使が退職し、本国のイギリスに帰った。2011年の初めに新しい大使が来るまで、半年以上、Stefan...

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途中(21)

緑色は列車の窓のすぐ前に。植物はいっぱい、列車はゆっくりと。遠いところに薄い煙幕が見える。人がほとんど乗っていない。若い女の人だけ向側に青色のベンチの上に座っている。黒色のリクルートスーツを着ている。スマートなベントナイト。ただ素敵な黒いパンプスのベルトをはずしている。顔のしぐさが全然ない。つい前の方にじっと見ている。時間がすんでしまう。女の人はまだ顔のしぐさなしで座って、じっと見ている。外の緑色の...

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日本初滞在日記(79)

夏の宮崎訪問の時、「そう言えば、初めて日本に来たのは、ちょうど40年前だった」ということに気がついた。2年間フランクフルト大学で日本学などを勉強した後、1971年の秋、奨学金の旅行代を持って南回りで日本まで来た、高等学校の同級生のW君と一緒に。3月7日、船で台湾から鹿児島に到着し、すぐヒッチハイクで旅行を続けた。初めて泊まったところは宮崎だった。ということを思い出した後、夏休みのドイツ滞在中、昔の箪...

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3つの会

定年退職に迎える日が近づいてくるので、いろいろな場で講演をすることになる。普通は、そう言う場合のテーマは日独関係とか。先週だけど複雑なテーマを話すことを頼まれた。「ドイツと近隣諸国。中国と日本での経験から」という。難しいでしょう!お招きが慶応大学に関係がある「漢法研究会」というところから来た(これは昔中国にいた人々で設立した会だから「漢方薬」も、ほかの中国のことも調べているので、この名前を作ったそう...

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Drei Clubs

休暇中いろいろなメールをいただきました。本当に有難うございました。一つのコメントが多かったのだが、『大使日記』をドイツ語でも読みたいということでした。毎日日本語で書いて、それを後でドイツ語に翻訳するのは、もちろん時間がかかるので無理です。理解していただけますか?でもできることが一つあります。これから週末の分を翌日に同じ内容でドイツ語でもう一度書きます。やってみましょう。Zum Ende meiner...

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